開発目的

「ちろ」と「ちや」の開発目的は大きく分けて3つあります。

まず「ましろ」1機のみでは不可能だった、複数機の美少女ロボットによる尊い絵を実現できるようにする為です。美少女ロボットが1機から3機に増えることでみんなの「カワイイ！やったー！」が3倍に増えました。

次に「ましろ」で培った技術.・機能の継承です。「ちろ」と「ちや」は手繋ぎ・顔認識等「ましろ」の現行機能をほぼ全て継承しています。そして「ましろ」は常にプロジェクトの最前線で積極的に新機能を搭載していく方針で開発を継続しているロボットです。その為この先、メイドロボットカフェの実現を具体化するにあたり「ましろ」の手繋ぎ機能を一時的にオミットする可能性が現在高くなっています。しかしもしそうなったとしても「ましろ」との手繋ぎ体験を期待してイベントに来てくれた人達をガッカリさせないように「ちろ」と「ちや」が代わって手繋ぎ体験を提供します。こういった形で「ましろ」の機能を継承・維持する存在としても「ちろ」と「ちや」は活躍します。

最後に、並行開発を可能にしたり機体の小型化・設計の最適化を図ったりといった目的もありますが専門的・技術的な話なので「そんな話もあるのぜ」程度に知ってていただければOKです。

手繋ぎ追従機能

「ちろ」は右手を「ちや」は左手を繋いで歩き出すと横をゆっくりついてきます。両手どちらを繋ぐこともできる現在の「ましろ」より少しだけ古い仕様ですが、腕振りやポージング機能を反対側の腕だけに搭載しているので、より軽い力で手を引くだけで手繋ぎ追従を始動させることができます。

そして遂に、右の写真のような両手同時手繋ぎが可能になりました。まさに両手に花です！ やったー！

顔認識追従機能

「ましろ」と同等の顔認識追従機能を搭載しています。視覚を司るカメラは頭頂部のカチューシャから側頭部のロボ耳へ移動しました。この変更により髪型や髪飾りの自由度が上がりました。視界に入った一番近くにいる人の顔を認識し、瞳と首を動かして視線と顔の向きを追従させます。

また、ロボットが複数体に増えたことにより、互いの顔を認識・追従してロボット同士で見つめあったり、横に並んで同じタイミングで首を傾げたりといった「尊い」絵が見られるようになりました。